東京大学生産技術研究所
人間・社会系部門
木質構造学
腰原研究室
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シンポジウム・展覧会
受付中のシンポジウム・展覧会


■「SPEED FLAT 2021」

2021年10月27日(水)~10月31日(日)10:00~16:00
場所:多摩美術大学八王子キャンパスアートテークギャラリー102-105
■未来のものづくりのあり方を考えるプロジェクト
SPEED FLATは、スピード(S)とフラット(F)の2つの言葉を通じて未来のものづくりを考えるデザインプロジェクトです。 文字通りSは速さを示し、Fは平らであるさまです。
このプロジェクトは、トーマス・フリードマン著「フラット化される世界」が2005年に発表された今も世界はコロナ禍の中でフラット化が進んでいます。社会における個人の躍進、セクマイ含めた倫理的平等性やシェアエコノミー、スローライフといった考え方やフラット化できない地域といったカウンターパートが内包する社会性のあるテーマです。私たちがSPEED FLATで目指すものは、デザインを推進させる考え方の一つとして捉え、社会の課題を解決するための手段の一つと信じこの専門性を高めることです。

だいこんや2号:CNCルータでつくる無人野菜販売所(傾斜地対応)の提案をしています。

■KOYARTプロジェクト
小屋とアートと地域の新鮮野菜に会う。

2021年10月23日(土)~10月24日(日)10:00~18:00
場所:横須賀美術館 海の広場
野菜の販売小屋をテーマにして社会課題に実践的に取り組むプロジェクトしてスタートした koyart(コヤート)が、横須賀美術館 海の広場にて、 koyart で制作された野菜の販売小屋の展示と横須賀・三浦半島で作られた野菜を販売するイベント「koyart ~小屋とアートと地域の新鮮野菜に出会う~」を 10 月 23 日(土)、24 日(日)の 2 日間開催します。 koyart( コヤート ) は、koya( 小屋 ) と art( アート ) を掛け合わせた造語で、主に三浦半島や房総半島、そしてその先端の街で生活や創作活動を営まれる農家の方々、地域の学生、参加する各専門領域を持つ、団体の皆様と共に、2020 年に活動をスタートしました。アートの視点から生まれた新しいスタイルの野菜の販売小屋を展示しながらも、地域産の野菜が実際に購入できるという、野菜の売買のみにとどまらない、アートと農業と人々をつなぐ新しいコミュニケーションを創出するイベントです。このイベントを通じ、観音崎エリアの 活性化と地域交流の促進、および農業をはじめとする地域産業の一層の振興をめざします。ぜひご来場ください。
だいこんや1号、2号:CNCルータでつくる無人野菜販売所の提案をしています。

■竹中大工道具館 スイス連邦工科大学チューリッヒ 共同企画展
CLT 未来をつくる木のイノベーション

2021年7月24日(土)~9月20日(月・祝)
場所:竹中大工道具館1Fホール
CLTとはCross-Laminated Timberの略称で、板を繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。厚みのある大きな板であり、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されています。 CLTは1993 年頃からスイスを発祥に、ヨーロッパ、日本、アジア、北米、オセアニアに広がったもので、さまざまな建築物に利用されています。高層建築が建てられるなど、CLTの利用は近年になり各国で急速な伸びを見せています。特に、木材特有の断熱性と壁式構造の特性をいかした戸建て住宅の他、中層建築物の共同住宅、高齢者福祉施設の居住部分、ホテルの客室などに用いられています。 本展覧会では、CLTという現代最先端の木造建設技術をご紹介します。

日本のCLTについて、監修しています。

■未来のものづくりのあり方を考えるプロジェクト
「SPEED FLAT 2020」

2020年12月3日(木)~12月6日(日)
場所:アクシスギャラリー
「SPEED FLAT」は、スピード(s=速力)とフラット(f=平ら)の2つの言葉を通じて未来のものづくりを考えるプロジェクト。SPEED FLATという限られた一定のイメージの中で機能性、生産性、そして社会での表現や共創できる考えの方向性を束ね、デザインを推進させる考え方のひとつ(=SPEED FLAT DESIGN)となることを目指し賛同する団体と共に継続的で発展的な研究活動を行っています。

だいこんや:CNCルータでつくる無人野菜販売所の提案をしています。

■六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展
建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの

平成30年4月25日(水)~9月17日
場所:森美術館
いま、世界が日本の建築に注目しています。丹下健三、谷口吉生、安藤忠雄、妹島和世など多くの日本人建築家たちが国際的に高い評価を得ているのは、古代からの豊かな伝統を礎とした日本の現代建築が、他に類を見ない独創的な発想と表現を内包しているからだとはいえないでしょうか。

日本は、明治維新からの150年間、大いなる建築の実験場でした。幾多の実践のなかで、日本の成熟した木造文化はいかに進化したのでしょうか。西洋は日本の建築にどのような魅力を見いだし、日本建築はそれにどう向き合ったのでしょうか。日々の暮らしや自然観といった目に見えないものの変遷も日本の建築を捉える上で重要な要素となるはずです。

本展は、いま、日本の建築を読み解く鍵と考えられる9つの特質で章を編成し、機能主義の近代建築では見過ごされながらも、古代から現代までその底流に脈々と潜む遺伝子を考察します。貴重な建築資料や模型から体験型インスタレーションまで100プロジェクト、400点を超える多彩な展示によって、日本建築の過去、現在だけでなく、未来像が照らしだされることでしょう。

Timberize 200:木造超高層ビルの提案をしています。

■ERSシンポジウム
「木造住宅の実力(耐震)」

平成28年8月5日(金)
場所:東京大学生産技術研究所S棟プレゼンテーションルーム
2016年熊本地震をはじめ、大地震が発生するたびに戸建木造住宅に地震被害が発生し、耐震性がたびたび問題視される。
明治以降建築されてきた木造軸組工法住宅は、地震被害のたびに改良が重ねられ、経験則だけでなく、実験、解析に基づいて工学的な耐震性能評価法が整備されてきた。しかし簡便化されて運用されている「壁量計算」では、その目標性能、保有する耐震性能についての改良を正確に知る機会は少ない。また、木造住宅では、設計で評価している耐震要素以外にもさまざまな構成要素が余力として働き、設計で想定している以上の耐震性能を発揮する可能性が知られている。
本シンポジウムでは、木造住宅の耐震性能評価方法が目指している性能とそれに基づいて設計された木造住宅の実力について考えます。

耐震性能評価法から見る木造住宅の実力 腰原幹雄(東京大学)
熊本地震から見る木造住宅の実力 五十田博(京都大学)
構造解析から見る木造住宅の実力 中川貴文(Wallstat開発者)

申し込み方法
■team Timberize
「Let's Timberize! in 九州 -木の新しい可能性を探る-」

平成24年11月17日(土)~11月25日(日)
場所:アイランドシティ中央公園ぐりんぐりん北ブロック
これまでの展覧会では、建築や都市づくりに関し、主にデザインや技術といった観点から展示を行ってきました。今回の展覧会は、日本でも有数の森林を携えた九州にて、地元の多くの仲間とともに、より広い視野を見据えた展示を行うことを目指しています。それは、建築や都市といったこれまでも取り組んできたジャンルを核にしながらも、木を使ったクラフトやアートなど、日常生活に関わるより親しみやすい展示や、子供たちを交えたワークショップなど木育に関連した展示、地球環境に対するエコの提案、その他、地域産業や健康な生活への提案など多岐にわたります。より包括的な視点から「木」を捉え、木の持つ力と探り、それを共有する試みとなっています。

team Timberize HP
http://www.timberize.com
■建造物の総合的保存保全に関するグループ
「近代木造の哀しみ-なぜ近代木造は滅びていくのか」

平成24年3月26日(月)14:00-17:30
場所:東京大学生産技術研究所・An棟2F コンベンションホール
     〒153-8505
     東京都目黒区駒場4-6-1
     TEL 03-5452-6842/FAX 03-5452-6841
明治期に発達した近代建築は、鉄筋コンクリート造、鉄骨造の新たな建築物を生み出したが、日本で古くから用いられてきた木造建築の中にも近代の建築技術の発達とともに生まれた近代木造建築がある。1919年の市街地建築物法や1950年の建築基準法の制定により大規模な木造建築の建設が制限されるまでは、近代建築としての大規模木造建築が生み出されてきたのである。1900年代に建設された近代木造建築は、現在100年近い年月を経過し、取り壊しか改修の選択を迫られている。 近代木造建築は、工場や倉庫などの大規模な産業建築が多く、社寺などの伝統木造建築とは異なり、一般の人々に対しては建物だけでその価値を見出すことは難しい。その建物の歴史的意味や構造技術といった評価や実際に活用していくことが、近代木造建築保存には必要不可欠である。また、保存のためには地元住民はもちろん、外部からの技術支援も重要な役割を担う。 今回、近代木造建築の保存・活用のあり方について考えます。

主催 東京大学生産技術研究所
建造物の総合的保存保全に関するグループ
問合せ 東京大学生産技術研究所 腰原研究室
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
電話 03-5452-6842  ファクシミリ 03-5452-6841
Eメール mokuzo@iis.u-tokyo.ac.jp


詳細
■team Timberize
「ティンバライズ建築展 -都市木造のフロンティア in 静岡」

平成22年7月24日(土)~8月1日(日)
場所:静岡科学館る・く・る
     〒422-8067
     静岡市駿河区南町14番25号エスパティオ8~10階
     TEL 054-284-6960/FAX 054-284-6988
本展覧会では表参道を中心に、都市の仮想木造プロジェクトを提案します。今までにない都市における木造建築のドローイングやスケッチ、模型や映像を通して、都市の新しい木造建築とはどのようなものか、その可能性と実現性に迫ります。
また、木・木造に関する最新の情報や技術の紹介によって、木の世界を伝え、実物大の試作(木造原寸モックアップ、ベンチなどの家具)を配置構成・デザインし、会場をティンバライズすることで、みなさんに実際の大きさや肌触り、色や匂いを体感していただきます。


team Timberize HP
http://www.timberize.com
■東京大学くうかん実験棟展覧会 No.2
繁田諭くうかん写真展|ひかりのある場所へ

期間 2010年5月21日(金)~ 5月29日(土)
会場 東京大学くうかん実験棟 (東京大学駒場リサーチキャンパス) 
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1

空間写真を撮り続ける繁田諭(ナカサアンドパートナーズ)の作品は、その写真を見る人に知的な刺激や充足感を与えてくれます。それは、ただ単に空間をフィルムに収めていく行為を超えた、現代における「写真」の一つの表現といえるでしょう。

「ひかりのある場所へ」展は、繁田諭が10年間の撮影記録の中から選んだ写真100枚を、建築家・平沼孝啓の構成により展示されます。平沼氏設計のくうかん実験棟を会場とし、彼の解釈による空間性の中で、繁田諭の透明感を持つ「ひかりのある方へ」向けたアングル写真は、多様で重なりを持つヴォリュームとして現れます。新鮮な遠近感による表現は、客体としての「人」と主体である「空間」との関係を豊かに写し出します。

主催 東京大学生産技術研究所
展示協力  ナカサ&パートナーズ
会場構成  平沼孝啓建築研究所
運営協力  東京大学生産技術研究所腰原研究室
問合せ Nacasa & Partners
〒153-0051 東京都目黒区上目黒 2-18-4
電話 03-5722-7757  ファクシミリ 03-5722-0909
Eメール shiget@nacasa.co.jp

■team Timberize
「ティンバライズ建築展 -都市木造のフロンティア」

平成22年5月21日(金)~5月30日(日)
場所:スパイラルガーデン
    〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23 TEL:03-3498-1171
 昨年12月5日-25日に東京大学生産技術研究所で「都市の木造建築展」を開催しました。おかげさまで多くの方に来場いただき、中高層木造建築の実現性について、一般の方にも認識していただくきっかけになりました。反響を受け、このたび表参道にほど近い青山のSPIRAL1階、スパイラルガーデンにて、さらに規模の大きい展覧会を開催いたします。
 本展覧会では表参道を中心に、都市の仮想木造プロジェクトを提案します。今までにない都市における木造建築のドローイングやスケッチ、模型や映像を通して、都市の新しい木造建築とはどのようなものか、その可能性と実現性に迫ります。
 また、木・木造に関する最新の情報や技術の紹介によって、木の世界を伝え、実物大の試作(木造原寸モックアップ、ベンチなどの家具)を配置構成・デザインし、会場をティンバライズすることで、みなさんに実際の大きさや肌触り、色や匂いを体感していただきます。


team Timberize HP
http://www.timberize.com
■東京大学くうかん実験棟展覧会 No.1
Timberize Tokyo 「都市の木造建築展」

平成21年12月5日(土)~25日(金)
場所:東京大学生産技術研究所 くうかん実験棟 (地図)

詳細> timberize tokyo HP 
 2000年の建築基準法改正により、木造の耐火建築物が法的に建設可能になりました。
 現在、木構造の解析技術や耐火部材開発の進歩、エンジニアード・ウッドと言われる素材の革新により、都市の中でも大規模な木造建築を建設することが現実味を帯びている状況です。一方、低炭素社会実現のための方策として、炭素を固定する木造建築は重要な役目を果たすことができます。そういった社会状況を背景に、木造の伝統や慣習に捕らわれることなく、木造の新しい可能性を模索し、社会に広く提案したいと考えています。
 本展覧会では、明治神宮の森に隣接する表参道及びその周辺地域を舞台に、鉄かコンクリートで作られた高層のオフィスビルや商業施設、学校、集合住宅等の大規模建築物をピックアップし、7つの木造建築プロジェクトを計画し、ドローイングと模型(縮尺1/50)で展示しています。最新の耐火技術と構造解析による高層木造建築のプロトタイプや、「木」という素材の特徴を生かした建築、木造の可能性を広げる建築など、様々な角度から、これからの「都市の木造建築」を提案します。

展覧会概要

会場 / 〒153-8505東京都目黒区駒場4-6-1東京大学生産技術研究所     C棟前 くうかん実験棟
会期 / 2009年12月5 日(土)− 12 月25 日(金)
開館時間 / 午前10時−午後5時   休館日 / 無し  入場無料
主催/ Timberize
協力/ 東京大学生産技術研究所腰原研究室 / 東京理科大学工学部建築学科宇野研究室
協賛/ ヤマギワ照明株式会社、積水化学工業株式会社 環境・ライフラインカンパニーウッド事業推進部

トークイベント概要

日時 / 2009年12月19日(土) 午後2時〜4時
内容 / Timberizeメンバー自身による、7プロジェクトの解説や
メンバーと参加者による「これからの木造」についてのトークセッション

お問合せ先:東京大学生産技術研究所腰原研究室内 腰原研究室
e-mail / mokuzo@iis.u-tokyo.ac.jp     tel / 03-5452-6842


■会津さざえ堂構造調査報告会
「会津さざえ堂 いまとこれから」

平成21年11月14日(土)13:30~17:00
場 所: 東京大学駒場リサーチキャンパス 生産技術研究所 An 棟2F コンベンションホール (地図)
 旧正宗寺三匝堂(通称:さざえ堂、国重要文化財指定)は、西暦1796 年の造立(新編会津風土期による)で、堂には郁堂和尚の筆になる寛政9 年の扁額が残る。
 さざえ堂は、仏堂建築としては、他に例を見ない特異なもので、六角形平面をもち、六本の心柱(円柱)と同数の隅柱(六角柱)を駆使して、二重螺旋のスロープで作り上げられている。
 正面から入ると、右回りに螺旋状のスロープで登り、頂上の太鼓橋を越えると降りの左回りスロープとなって背面出口に通ずる。スロープの内側に沿って西国札所の三十三観音像が祀られ、一度入ると巡礼を終えたことになるという、いわば江戸時代における庶民のための身近な巡礼の建物であった。
 今般、「会津さざえ堂の構造性能評価」を執り行った結果、螺旋構造建築による構造的歪みによる「抜け出し」という現象(柱と梁が外れた状態)が多く見受けられた。
 本報告会にて、調査結果をもとに会津さざえ堂の「いま」を再認識するとともに、「これから」、文化財の保存活動について考える。


第1部
報告会 (13:30 ~ 16:00)

1. 挨拶
趣旨説明: 六角鬼丈( 東京藝術大学 名誉教授)
 主催挨拶: 佐藤誠次( 「会津さざえ堂を愛する会」副会長)
 企画挨拶: 神山和郎( 「社団法人 日本住宅建設産業協会」理事長)

2. 基調講演
 「巡る建築 その価値と魅力」 鈴木博之( 青山学院大学 教授)

3. 調査報告
 腰原幹雄( 東京大学生産技術研究所 准教授)

4. パネルディスカッション
 菅家一郎( 会津若松市長)、鈴木博之、六角鬼丈、熊倉純子( 東京藝術大学 准教授)
 進行役: 腰原幹雄

第2 部
懇親会(16:00 ~ 17:00)


【参加申込方法】
参加費: 無料 懇親会費: \1,000
氏名( ふりがな)・所属( 会社名または学校名)・連絡先( メールアドレスまたは電話番号)・シンポジウム参加申込人数・懇親会参加申込人数をご記入の上、メール又はファクシミリにて、下記問い合わせ先までお送り下さい。


【問い合わせ先】
「会津さざえ堂 いまとこれから」実行委員会
東京大学生産技術研究所 腰原研究室内
Tel: 03-5452-6842 Fax: 03-5452-6841
Mail: mokuzo@iis.u-tokyo.ac.jp
■ICUSオープンレクチャ
「安全・安心だけでないまちづくり」

平成21年11月4日(水)13:30~17:00
場 所: 東京大学駒場リサーチキャンパス 生産技術研究所 An 棟2F コンベンションホール (地図)
 度重なる地震災害により、木造住宅の耐震性向上の重要性が認識され、耐震診断・耐震補強の普及が進められてきました。社会資産としてみたとき、木造住宅の耐震性向上は、住民の安全性確保・都市の安全性確保として最重要視されるべきでありますが、伝統木造住宅は、日本で建て続けられてきた文化財としての価値も有しており保存の対象でもあります。
 特に、重要伝統的建造物群保存地区の木造住宅は、住民が暮らしながら歴史的な町並みの保存活動を行っており、住宅としての安全性を確保するとともに伝統木造住宅としての文化を保存していく必要があります。
 この安全性確保と伝統文化の保存という相反しかねない条件を両立させるために、文化財保護としての立場から苅谷勇雅氏(国立小山工業高等専門学校長、前文化庁文化財鑑査官)に、住宅として安全性の立場から河合直人氏((独)建築研究所)に最新の動向をお伺いするとともに、後藤治氏(工学院大学・教授)を交え、単なる安全・安心だけでないまちづくりについて考えていきたいと思います。

プログラム

13:00~ 受付開始
13:30~ 開会の挨拶 腰原幹雄(ICUS 准教授)
13:35~ 文化財として保存すべきもの 苅谷勇雅(国立小山工業高等専門学校長・前文化庁文化財鑑査官)
14:15~ 住宅として守るべきもの 河合直人(建築研究所)
14:55~ 文化財保存と安全性の両立 後藤治(工学院大学教授)
15:35~ 休憩
15:50~ パネルディスカッション
         司会:腰原幹雄
         パネリスト:苅谷勇雅、河合直人、後藤治
16:50~ 閉会の挨拶 目黒 公郎(ICUS センター長/教授)
17:00~ 懇親会

席に限りがございますので、お申し込みはお早めに e-Mail かFAX でお願いいたします。
申し込み受付 e-mail : icus@iis.u-tokyo.ac.jp
FAX : 03-5452-6476
* 終了後、懇親会を予定しております。(会費:\1,000 場所:An 棟2F ホワイエ)

問合せ:
東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター(ICUS)
吉本 英子 yosimoto@iis.u-tokyo.ac.jp
TEL 03-5452-6472
【終了】
■八幡浜市立日土小学校改修工事完成記念見学会・講演会
「生まれ変わった日土小学校」

平成21年8月1日(土) 13:00~16:30
於:八幡浜市文化会館「ゆめみかん」2Fサブホール
基調講演 「文化財の継承:石と木 戦前と戦後」
 講師:鈴木 博之 (東京大学名誉教授)

パネルディスカッション 「文化財として使い続ける」
 司会:曲田 清維 (愛媛大学教授)
 パネラー:花田 佳明 (神戸芸術工科大学教授)
       腰原 幹雄 (東京大学准教授)
       吉村 彰 (東京電機大学教授)
       和田 耕一 (和田建築設計工房主宰)
       武智 和臣 (ATELIER A&A 主宰)
       梶本 教仁 (八幡浜市教育委員会)

詳細

【終了】
■東京大学生産技術研究所 くうかん実験棟 完成記念シンポジウム
「木を積む」

平成20年11月19日(水) 16:00~20:00
於:東京大学生産技術研究所An棟 コンベンションホール
木を積む
「木を積む」という、これまで日本ではあまり用いられてこなかった工法が使用される背景には、木に対して、これまでの既成概念にとらわれない建築家が登場してきているのだと思います。
これまで、木造というと木組、銘木などが重要視されてきましたが、これからは、建築材料として冷静に木材を使っていくことで、新しい可能性が開けてくるのではないか、楽しい建築が生まれるのではないかと思っています。もちろん、伝統的に用いられてきた技法や経験を生かしていくこととは共存していく必要はあります。
本シンポジムでは、これからの木造建築に望まれる建築材料-木材-はどのようなものなのか若手木材生産者、建築家、構造家とともに考えていきたいと思います。

●オープニングイベント(16:00~16:30)
●シンポジウム(17:00~20:00)
1.挨拶
2.建築材料 木(紀州材)
3.木を積む
  くうかん実験棟 平沼コーキ(Hs WorkShop-ASIA)
  HOUSE H    山代悟(ビルディングランドスケープ)
  モクバン     佐藤淳(佐藤淳構造設計事務所)
4.パネルディスカッション
  紀州材生産者、平沼コーキ、山代悟、佐藤淳
  進行役:腰原幹雄(東京大学生産技術研究所准教授)
5.まとめ

懇親会(晴天の場合、実験棟にて20:00~)

●参加申込方法(参加費:無料、懇親会費:1000円)
・氏名(ふりがな)
・所属(会社名または学校名)
・連絡先(メールアドレスまたは電話番号)
・シンポジム参加申し込み人数・懇親会参加申し込み人数
をご記入の上、メールまたはファクシミリにて、下記問合せ先までお送りください。

[問合せ先]
東京大学生産技術研究所 腰原研究室
TEL:03-5452-6842
FAX:03-5452-6841
Mail:mokuzo@iis.u-tokyo.ac.jp


【終了】
■シンポジウム:「どう使う?スギ -建築家の使いたい木-」

平成19年3月30日 13:00~17:00
場所:東京大学弥生講堂
 住宅から和室は姿を消しはじめ、かつて内装の王道を歩いていた銘木の需要は大幅に減少している。しかし一方では、サステイナビリティの重要性や室内環境の見直しといった点から木材に対するニーズが高いのも事実である。
 そこで一線で活躍する建築家に、木を使う立場から、「こんなサイズの木があれば」とか、「こんな性能にはならないの」とか、木という材料を固定概念にとらわれず、素材としてどう使うか、どう使いたいかなど、いままで、林業・木材産業関係者が気がつかなかった、木材の商品価値、利用法などの提案してもらう。

パネリスト
 宮 晶子(STUDIO 2A代表)
 乾久美子(乾久美子建築設計事務所 代表)
 八木敦史(建築設計事務所 代表)
 神馬智行((株)神馬銘木専務取締役)
 工藤晃 ((株)工藤はじめ材木店)
 飯島泰男 (秋田県立大学付属木材高度加工研究所)

モデレータ
 腰原幹雄 (東京大学生産技術研究所助教授)

参加:無料
[連絡先]
財団法人秋田県木材加工推進機構
FAX:0185-52-7002
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1 東京大学生産技術研究所 Ce406
TEL 03-5452-6842 / FAX 03-5452-6841 / mokuzo@iis.u-tokyo.ac.jp